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秋の宮温泉郷 鷹の湯温泉 [温泉]

【鷹の湯温泉】(秋田県湯沢市秋の宮字殿上1)
2008年5月 1泊
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秋田県の南端に位置する秋の宮温泉郷。栗駒山系の静かな山間に、十数軒の一軒宿がぽつんぽつんと佇んでいます。この日ぼくらは、その温泉郷の中の一つ「鷹の湯温泉」さんに宿泊することにしました。

               部屋にて(血色が悪くてすみません)
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まずはフロントで受付です。笑顔でハキハキ丁寧かつ気さくで、とても気持ちの良い接客です。集めている「秘湯スタンプ」を出したら、スタンプ用のクリアファイルをくれました。やった!

そして、部屋に着いて早々露天風呂へ。ロビーから長い廊下を抜けて宿舎の一番奥にありました。ここの宿、なかなか清潔感がありまする。ちなみに、部屋には間切された廊下があって、そこにトイレと洗面台とクロークがありました。こういう造りっていいな〜。

                  露天風呂
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ちょっと熱めの露天風呂は混浴と女湯に分かれています。上の写真の隣には岩風呂もあって交互に楽しめます。また、すぐ下には清流があって、川や滝(堰?)の音が気持ちいいです。でも、すぐ側に野天風呂に続く道があるので、あまり立って眺めていると通行人に丸見えです。ま、お好きにどうぞ。

                 内湯(左側が深い)
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次に、内湯へ行きました。ここには、深さ130cmの「立ち湯」なるものがあって、まさしく立って湯槽に入ります。面白いので、思わず泳いでしまいましたが、普通の深さの浴槽もあるのでご安心を。あ、こちらもちょっと熱めです。この後、川沿いの野天風呂(露天風呂)へ行こうと思っていたのですが、雨が土砂降りになってきたので諦めました。

以下の情報は、ここのページを参照→http://www.akinomiyaonsen.jp/takanoyu/
(あまり写真がないので、雰囲気もここで見てください)

温泉泉質 ナトリウム塩化物泉
温泉効能 腰痛 慢性リウマチ など

                食事処で
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お風呂を楽しんだら夕飯です。豪華な感じではないけれど、山の宿らしく山菜や川魚が並んでとても美味しいです。盛りつけが綺麗〜。

               川沿いの露天風呂
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次の日の早朝、先日入れなかった川沿いの露天風呂へ行ってみました。昨日の豪雨が嘘のように晴れています。外なので少しぬるめのお湯ですが、開放感があって気持ちいいですー。川の音に癒されます〜。ちなみに混浴です。

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鷹の湯温泉さんは、思ってたよりも大きな宿で、とても気持ちがいい宿でした。接客もお湯も気持ちがいい!お客さんを大切にしているのが、いたる場面で伝わってきました。正面ロビーの近くに、無料のコーヒーコーナーがあるのもまた良いですね!またいつか、ぜひぜひ泊まりたいです。



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肘折温泉 葉山館 [温泉]

【葉山館】(山形県最上郡大蔵村)
2008年5月 1泊
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開湯1200年という肘折温泉は、豪雪地帯の山間に昔ながらの温泉宿が立ち並ぶ名湯です。思っていたよりも大きな温泉街で、山深い谷間にその街並が見えた時は少々驚きました。

                 玄関を入ると灯籠
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この日ぼくらは、温泉街から少し離れた場所にある「葉山館」さんに宿泊しました。見た目からして古そうな造りで、旧館は大正初期のものだそうです。玄関には「秘湯を守る会」の灯籠があって目を引きます。また、廊下や階段がピカピカでよく磨かれている感じです。

                    部屋にて
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通された部屋は、旧館4階の「あやめ」という部屋でした。窓から銅山川と肘折ダムの流れが見えます。庭を眺めながらの川音が心地いいです。先ほど4階と書きましたが、崖を利用した造りなので玄関から上がると2階のように思えます。
                  
                    お風呂(男湯)
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さっそく、お風呂へ入りに行くことにしました。まず目に入るのが茶色の浴槽。お湯に鉄分が含まれるのか変色しています。お湯は少し濁っていて、多少金気っぽい味がしました。たぶん、透明なお湯が空気に触れると酸化して濁るんだと思います(憶測ですのであしからず)。肌が引き締まる感じで、芯から温まるお湯です。肘折の源泉は多数あると聞きましたが、どれも湯治にはもってこいのお湯なんでしょうね。実際、湯治客も多いらしいです。ちなみに男女別の内湯のみです。

形態:源泉かけ流し(加水あり)
湯温:73.5度
泉質:ナトリウム・塩化物・炭酸水素塩泉
効能:神経痛・リウマチ・術後療養・各種婦人病に特に効果有り
※『秘湯を守る会』(16刷)/葉山館ホームページ参考

                   山菜づくし
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夕食は部屋出しです。季節柄か山菜のオンパレードで、ぼくにとっては嬉しいメニューが並びました。品数は多くありませんが、ここまで山菜が並ぶと逆に贅沢な気分になってきます。特に、こごみがこりこりしててとても気に入りました。どれも素朴な料理でしたが、とても美味しかったです。

                  朝市の様子
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次の日の朝、肘折名物の朝市があるというので行ってみました。湯治客のために始まった市で、4月下旬から11月中旬まで開かれているそうです。朝早いというのに活気があって、おばちゃんたちが温泉街の軒先に山菜や野菜を並べています。また、お客さんたちも浴衣に下駄の出で立ちで温泉情緒たっぷりです。時間はAM5:30〜7:00頃までとのこと。

対岸(温泉街側)から見た葉山館         源泉公園にて
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葉山館の対岸には源泉公園があって、源泉のドームに座って温まったり、飲泉所で温泉が飲めたりしてくつろげるようになっています。そのすぐ隣には、美味しいと評判の団子屋さんもあります。有名な蕎麦屋さんもあると聞きましたが、残念なことに朝早くてどちらも開いていませんでした。山形は蕎麦でも有名ですよね。

                   館内で                     
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帰り際、ご主人と話をする機会があったのですが、気さくで穏やかな感じの方でした。宿全体がアットホームな雰囲気で、とても居心地の良い宿でした。また肘折に来る機会があれば、今度は連泊して近くを散策してみたいと思います。

                   部屋から
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ちなみに、1人1泊9000円くらいでした。湯治宿泊だと、もっと安いです。詳細は、宿へ聞いてみて下さい。ぼくが電話した時は、宿のおばあちゃんの東北訛りの素朴な声に何だか嬉しい気分になったのを覚えてます。「ありがとうございます」という言葉が心に滲みました。

http://www15.ocn.ne.jp/~hayama/index.html

新庄市方面から国道458号線を肘折温泉へ。寒河江市方面からも行けるが、冬期は閉鎖になるので予め確認が必要。戸沢村古口方面からも同様。国道からは左手に葉山が見える。

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法体の滝 [滝]

【法体の滝】日本の滝100選
2008年5月
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秋田県由利本荘市鳥海町百宅
落差:57.4m(一ノ滝13m 二ノ滝2.4m 三ノ滝42m 流長100m)
滝幅:3~30m
分類:段瀑(3段)

法体の滝は、子吉川の源流、赤沢川(上玉田川?)にかかる滝で日本の滝100選にも選ばれている名瀑です。滝周辺はよく整備されいて、キャンプやハイキングが楽しめるようになっています。

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名前の由来は、法体(ほったい)姿の高僧に似ているからとのこと。下から見ると末広がりになっているからなんでしょうね。ちなみに、昔は「ほったいしの滝」と呼ばれていたそうです。

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赤い橋を渡って少し登ると、観瀑台がありました。ここから全体像が望めます。雪解けの季節だからか?すごい迫力!

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さらに少し登ると、二の滝、三ノ滝の側まで行くことが出来ます。ここまで来ると、水の勢いを間近に感じられさらに大迫力!怖いくらいです。銚子口や天然記念物の甌穴も見ることができました。

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しばらく見ていたら、突然雨が降ってきたので近くの売店まで退散することにしました。ソフトクリームを食べつつ、百宅方面の崖崩れはどうなったのか聞いたところ、もう既に通れるとのこと。うーむ、どうやら遠回りして来たようです。通行止めと聞いていたので、迂回して鳥海山側の林道を走ってきちゃったんですよね。。

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まぁ、ちゃんと問い合わせしてればこんなことにはならなかったわけですが、景色も道も綺麗だったから結果オーライということでまあいいかzzz。



県道70号線から百宅方面へ(地図参照)。案内板に従い、日本の原風景を思わせるのどかな道を行くと広い駐車場に着く。今回、ぼくらは百宅方面からの道が通行止めと勘違いしていたので「国民宿舎 鳥海荘」方面から滝へ向かった。かなり遠回りしたが綺麗な林道だったので難なく走れた。また、鳥海山を間近に見ながら走るので気持ちいい。新緑の木々がとても綺麗で思わず声をあげてしまった。

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白糸の滝 [滝]

【白糸の滝】日本の滝100選
 2008年5月
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 山形県最上郡戸沢村
 落差:123m
 分類:段瀑

最上川支流にかかる白糸の滝は、『義経記』や『奥の細道』にも登場する有名な滝です。落差が123mもあるそうですが、対岸から見る姿はおしとやかで、あまり高さを感じません。

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しかしながら、悠々と流れる最上川やそこを行く船を見ていると、何とも旅情溢れる風景に早変わりし、あらためて良い滝だなと思うのでした。赤い鳥居も良いアクセントになっていると思います。しかも、あの芭蕉や義経一行もこの滝を見たんですよね。

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夕方に着いたのであまり写真がないのですが、「白糸の滝ドライブイン」脇にある空き地からだとほぼ正面から見ることができます。ドライブインからどのように見えるかは入っていないのでわかりませんが、混雑を考えるとこっちの方がゆっくりできる気がします。ぼくらが行った時は、人はほとんど来ませんでした。

次は、冬化粧した白糸の滝を見てみたいですね。


戸沢村にある国道47号線沿いの「白糸の滝ドライブイン」に車を停めて徒歩1分。ドライブイン脇にある空き地が滝正面と思われる。対岸から眺めることになるが、滝壺まで行くことも出来るらしい。また、ライン下りで眺めるのも良いかもしれない。


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七ツ滝 [滝]

【七ツ滝】日本の滝100選
2008年5月
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山形県鶴岡市大字田麦俣字七ツ滝
落差:90m
分類:段瀑(3段)

国道112号線の田麦俣から旧道の六十里越街道へ入り、しばらく走ると右手に多層民家が見えてきます。そこからまたしばらく山方向へ車を走らせると七ツ滝駐車場に到着です。車ならさほど距離はないですが、滝までの案内板が見つからず少々不安になりました。カーナビがあればいいんですけどね。


滝前から駐車場側を見た様子            展望台から
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滝は、駐車場から歩いてすぐの対岸に見えます。正直、ここから見るだけならサンダルでもOKです。まさに、お手軽滝とはこのことですなあ。でも、新緑に包まれとても綺麗でしたよ。

七ツ滝は3段に分かれて落ちていて、中段が大きく広がっているのが特徴です。訪問時は雪解けの時期で水量が多く、中段一面に水が広がっていました。ちなみに普段の中段は3筋に分かれて落ちていて、水量はさほど多くないようです。いつか、そんな七ツ滝も見てみたいですね。

下段
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滝正面には小さなコンクリート製の台があって、ここに登るとよく見えます。といっても手前に緑が多いので、滝壺が少々見辛いです。ちょっと遠いですしね。あと、広場から少し登ると「天狗の相撲場」という場所がありますが、ここからの展望は全くよくないとのこと(妻談)。


ん?神社?                        案内板
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ところで入り口に鳥居があったのだけど、ここは神社なのでしょうか?世界平和の神とか書いてあったけれど・・滝がご神体ってことでしょうか??謎です。


おまけ 多層民家
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月山I.C→国道112号線→湯殿山I.Cを過ぎ「田麦俣」の入り口を右折し「旧六十里越街道」へ。国道をくぐり、しばらく走ると「多層民家」が右手に見えてくる。さらに登って行くとまもなく「七ツ滝駐車場」に着く。道は狭いが良好。

GRD&E-510にて撮影

注)この日記は2008/5月に訪問した時のものです。


出羽三山へ3 羽黒山 [霊地巡礼/神社仏閣]

【羽黒山 出羽三山神社2008年5月
所在地:山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
御祭神:下記へ
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出羽三山は「月山」「湯殿山」「羽黒山」の総称で、約1400年前の飛鳥時代に崇峻天皇の子、蜂子皇子が開山したと伝わる修験道のメッカです。その三山の一つ、「羽黒山」は月山の北側に位置する山で、頂上には「出羽三山神社」があり三山の神様を合祀しています。

さあ出発                    神橋
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頂上には車やバスで行くこともできますが、せっかっくなので麓の隋神門から2446段の石段を登ることにしました。この後すぐに大変な思いをするわけですが「やはりここは昔の人のように歩かないと」と、なぜかそう思ってしまったんですね。

  須賀の滝                   爺杉と五重塔
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出発して少し下ると「神橋」があり、さらに祓川を渡った所に「須賀の滝」がありました。滝というよりシミという感じでしたが、昔はここで身を清めたようです。そこからまた少し歩くと、有名な「国宝 羽黒山 五重塔」があります。平将門が創建したそうで、現存しているのは1378年に再建されたものだそうです。すごい。

                先が思いやられます
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五重塔を過ぎると登りになります。まずは一ノ坂。登っても登っても先が見えません。やっと平坦な道に出たと思ったら次は二ノ坂です。覚悟はしていましたが、ここまで凄いとは思いませんでした。もうまさに修行です。

                 二ノ坂茶屋にて
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二ノ坂茶屋で庄内平野を眺めつつ休憩し、次は三ノ坂です。まだあるのか!という感じでしたが、クタクタになって登りきると山頂に出羽三山神社がありました。達成感たっぷりです。そして、とりあえずは一休み。

             三神合祭殿
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出羽三山神社の御祭神は以下の通り。

  月山神社:月読命(月山権現)/阿弥陀如来(本地仏)
  出羽神社:伊氏波神・稲倉魂命(羽黒権現)/正観世音菩薩(本地仏)
 湯殿山神社:大山祇神・大己貴命・少彦名命(湯殿山権現)/大日如来(本地仏)

以上、Wikipedia参照。

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境内には「鐘」などもあって、ここが昔お寺であったことが想像できます。また、鏡池というのもあって綺麗でした。三神合祭殿は、茅葺き屋根でずっしりとした印象です。独特な造り。しかしながら、登山ばりの参道でほとほと疲れてしまい、実はあまり神社周辺を見ていませんzzz…。出羽三山歴史博物館なども見たかったんですけどね。

鐘楼堂                     鏡池
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登ってきたということは、下らなければなりません。時間もないので、お参りもそこそこに下山することにしました。帰りはバスで、という手もあるはあるんですけどまた徒歩です。

      このへんが気持ちいい           まだまだ下ります
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ひーひー言いながら、約1時間かけて隋神門まで戻ってきました。全行程を入れると、約3時間かかりました。思えば、2446段の石段の印象ばかりで山頂の神社の方はイマイチ覚えていないんですよね。

                 もうちょっと
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前の、注連寺と大日坊が予想以上に長かったので押せ押せになってしまい、あまり長居出来なかったのもあるのですが、また訪れる機会があれば今度はゆっくり巡ってみたいです。次、石段を登るかどうかは迷いますが。

                石段には可愛い彫り物も多数
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出羽三山、いつか月山の山頂も挑戦してみたいですね。でないと完了じゃない気が。


大きな地図で見る

詳細は地図参照。隋神門近くには、公営の無料駐車場があったが臨時だった可能性も。山頂へ徒歩で登るなら往復約3時間半はみたほうが良い。健脚であれば徒歩がお勧め。

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出羽三山へ2 注連寺と大日坊 [霊地巡礼/神社仏閣]

【注連寺】新義真言宗湯殿山派大本山
 所在地:山形県鶴岡市大綱中台92-1
 御本尊:大日如来
 2008年5月訪問
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注連寺は、弘法大師空海の開山と伝わる真言宗系のお寺です。この地方(庄内地方)は即身仏が多いことで知られ、こちらのお寺には「鉄門海上人」の即身仏が安置されています。また、作家の森敦ゆかりのお寺でもあり、境内には資料館「森敦文庫」があります。

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拝観料を納めて中に入ると、ガイドの方がお寺についての説明をしてくれます。思っていたより時間がかかりましたが、興味深い話がたくさん聞けました。特に、即身仏についての話は印象的で、初めて見る実物をしげしげと眺めながら聞き入ってしまいました。即身成仏される心境とは、いったいどのようなものなのだろうと考えてみたものの分かるはずもなく、ただただ凄いと思うばかりでした。

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面白かったのは天井画です。曼荼羅を連想するものから古今の人物を描いたカラフルでユニークなものまで、様々な絵が天井を飾っています。特に、古い造りとカラフルで現代的な絵の組み合わせが見事にマッチングしていて、とても気に入りました。これを容認できる注連寺も、何だかとても気に入ってしまいました。

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他にも、色々と所以のある絵がたくさんあって、天井画を見るだけでも楽しいです。
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湯殿山はその昔、女人禁制だったため女性は注連寺から遥拝したそうです。この日は晴れていたので、お寺から綺麗な月山が見えました。
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ふと、女性のガイドの方に「昔は神仏習合だったんですよね」と聞いてみたら「注連寺は今でも神仏習合です」と答えが返ってきました。漠然と、明治政府の神仏分離政策で、この土地の民俗的なものや宗教体系がだいぶ失われたのではないかと考えていたのですが、どうやら脈々と受け継がれているようで何だか安心しました。

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境内には「七五三掛桜」(しめかけざくら)もあります。遅咲きで、5月上旬に咲くそうです。ぼくらが訪れた時は、散りかけで満開ではありませんでしたが、咲き始めは白っぽく満開時は赤みがかる珍しい桜だそうです。ちなみに「七五三掛」はここの地名だと聞きました。注連寺の「注連」も「しめ」と読ませるから、意味は同じなのかもしれませんね。



【大日坊】真言宗豊山派
 所在地:山形県鶴岡市大網11
 御本尊:湯殿山権現
 2008年5月訪問
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次に、注連寺からさほど離れていない大日坊へ寄ることにしました。こちらのお寺には、「真如海上人」の即身仏が安置されています。また、国指定重要文化財の「金銅仏釈迦如来立像」があるようですが、ぼくらが訪れた時はどこかへ行かれていたらしく見ることが出来ませんでした。近々、国宝になるとのことです。

中へ入るとまず、即身仏についての説明がありました。話は面白かったのですが、最後にお札やお守りのセールスがあって、個人的にはちょっと余計かなと。ただ、檀家制度のないお寺とのことなので、運営維持のためには致し方ないのかもしれません。

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即身仏についての説明が終わると、仏像がずらりと並んだ廊下を通って本堂へ移動しました。ここでも説明があり、楽しい話を交えながら興味深い話が聞けました。明治政府の神仏分離令に従わなかった為、お寺が焼かれたこと。湯殿山神社の敷地は本来、大日坊の敷地なので返して欲しいと思っていること。出羽三山とは「月山」「葉山」「鳥海山」のことで、湯殿山という山は本当は無いこと。重文の仏像が国宝に昇格すること。等々、ここに来なければ分からなかったことが聞けてとても面白かったです。

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しかしながら、話が長くて話の後半は聴き疲れしてしまいました。湯殿山神社のことをはじめ、他のお寺のことなども遠回しに批判しているように聞こえてきて「?」と思ったのも事実です。といっても、笑いありの話なので嫌な感じはあまりないのですが。きっと、伝えたいことがたくさんあるのでしょうね。とりあえず、お坊さんの説教は長いのもだ、ということで。


大きな地図で見る

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出羽三山へ1 湯殿山神社 [霊地巡礼/神社仏閣]

いわゆる出羽三山とは「月山」「湯殿山」「羽黒山」の総称で、古くから信仰を集めた一大霊場です。元々は「月山」「羽黒山」「葉山」を出羽三山と称していたようですが、時代とともに奥の院であった「湯殿山」が三山に名を連ねるようになったそうです。また、神仏習合の地としても有名で、今でもその名残りを至る所で感じることが出来ます。そんな日本有数の霊場である出羽三山に、ぼくらは初めて訪れることにしました。

【湯殿山神社】2008年5月
所在地:山形県鶴岡市田麦俣字六十里山7
御祭神:大山祇命 大己貴命 少彦名命 湯殿山大神 彦火火出見尊
    
  大鳥居
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月山南西部に連なる湯殿山。その北側中腹に鎮座する湯殿山神社本宮は、「語るなかれ」「聞くなかれ」と戒められた巨岩を御神体とする神社です。

                  駐車場前の案内図
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御神体がある本宮へは、徒歩かバスで向かいます。行きは登りですからバスがお勧めです。本宮入口に着くと、神職さんに参拝前のお祓いをしてもらいます(お祓い料500円を納める)。ここから神域につき一切撮影禁止です。

行きはバスで                  本宮入口にて
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入口から沢まで下って行くと、目の前に湯煙を上げた御神体の赤茶けた巨岩が見えてきます。ここで、お祓いの時に頂いた人形(ひとがた)という人を模した紙に息を吹きかけ、身体の穢れを川に流します。次に、靴を脱いで裸足になり、大きな鏡と御幣の前で御神体に向かって拝礼します。そして、温泉が湧き出る御神体の岩に登って行きます。

                だいたいこんな感じ(某サイト参照)
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赤茶けた巨岩から温泉が湧き出る光景は、何とも不思議で神聖な感じがしました。また、周囲の色とは一線を画する為か、まるで生きているかのような存在感があり、ここが神域・霊場とされた理由がわかるような気がしました。神仏習合の名残か、奥にはお堂のような建物もあり、まさに霊場の雰囲気です。ちなみに、社殿はありません。

                下山中、遠くに大鳥居が見えた
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社務所の裏手に大きな足湯の湯槽があって、休憩できるようになっています。岩を流れるお湯も心地よかったですが、ここのお湯も気持ちがいいです。何だか癒される感じがします。そういえば、お湯の「湯」は、治癒の「癒」でもあるから温泉で癒されるのも頷けます。あくまでも、ぼくの考えなんですけどね。

水芭蕉
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帰りは、歩いて山を下りることにしました。最初に往復のバス賃を払っていたのですが徒歩で正解でした。雪解け時期のため、辺りがみずみずしくて水芭蕉も顔を出していました。また、残雪の中に新緑が映える山々がとても綺麗でした。

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途中、道路脇には神社名が刻まれた石碑が点在していました。後で、明治政府の神仏分離令により廃止された寺坊跡だと聞きました。この山にも、色んな歴史があるんでしょうね。

       橋から本宮方面を
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            この山が見えると駐車場はすぐそこ
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ゆっくり歩いて、30分程度で駐車場に到着しました。バスなら5分くらいでしょうけど、やはり歩いた方が山の空気も味わえるし楽しいです。季節にもよるんでしょうけど、行きはバス、帰りは徒歩をお勧めしたいですね。徒歩の場合、バスが通るのでちょっと注意が必要ですが。あとは、お土産屋さんを一通り見て終了です。

実は欲しかった
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                  広い駐車場
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有料道路があったり、バス賃があったり、お祓い料を納めたりしますが、それでもここは一見の価値がある風景だと思います。機会があれば、ぜひ訪れてみて下さい。

語られぬ湯殿にぬらす袂かな  松尾芭蕉

月山I.Cを降りて国道112号線(六十里越街道)を鶴岡市方面へ。いくつかのトンネルをくぐり、しばらく車を走らせると湯殿山神社方面への標識が出てくる。標識に従い湯殿山有料道路(400円)を通って駐車場へ。マイカーで駐車場より先は行けない。本宮へはバスが出ていて片道200円で入口まで行ける。往復なら300円。御神体へ行くにはお祓い料500円が必要。

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